Raspberry Pi 4 のセットアップ

ラズパイ4スターターキット 4GB版秋月電子で購入しました。
行った設定などを書いておきます。

OS 情報

ラズパイ4スターターキット 4GB版 には Raspbian インストール済 microSD が付属してます。 そのため OS は付属の Raspbian を使うことにしました。ラズパイに microSD を挿すだけで OK です

$ cat /etc/os-release 
PRETTY_NAME="Raspbian GNU/Linux 10 (buster)"
NAME="Raspbian GNU/Linux"
VERSION_ID="10"
VERSION="10 (buster)"
VERSION_CODENAME=buster
ID=raspbian
ID_LIKE=debian
HOME_URL="http://www.raspbian.org/"
SUPPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianForums"
BUG_REPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianBugs"

OS の GUI を無効化する

GUI は使わないので無効にします。

  • sudo raspi-config を実行します
  • 1 System Options > S5 Boot / Auto Login > B1 Console または B2 Console Autologin を選択して、ラズパイを再起動します
    • 私は B1 Console を選択しました

Wi-Fi を無効化する

有線で接続するので Wi-Fi を無効にします。

  • /etc/rc.localiwconfig wlan0 txpower off を追記して、再起動します
    • sudo iwconfig wlan0 txpower off を実行しただけでも Wi-Fi は無効になります。ただし再起動後にまた Wi-Fi が有効になります
    • このため /etc/rc.localとかに書いておいた方がいいと思います

起動中に LED を点滅させる

起動してるのか分かりにくいので LED を点滅させます。

  • /boot/config.txtdtparam=act_led_trigger=heartbeat を追記して、再起動します
  • act_led_trigger で緑色 LED 、pwr_led_trigger で赤色 LED が点滅します

ブラウザからラズパイを管理できるようにする

Cockpit をインストールすると、ブラウザからラズパイの状態確認やシャットダウン、再起動が行えます。

Cockpit インストール

$ sudo apt install dirmngr
$ sudo apt install cockpit

Cockpit で HTTPS を無効化する

/etc/cockpit/cockpit.confAllowUnencrypted = true を設定します。

$ cat /etc/cockpit/cockpit.conf
[WebService]
AllowUnencrypted = true

ブラウザからログインする

  • http://ラズパイの IP アドレス:9090 にアクセスします f:id:arrowislandnai:20201230165332p:plain

参考にさせていただいたサイト